
Peaches & Herb / Funtime
いきなりサビで晴れ渡る、陽光系Happy Discoの名曲として語り継がれるPeaches & HerbのFuntime。1980年という、Discoサウンドがより洗練と高揚を求めて進化し続けていた時代に生まれたこの曲は、代表曲Shake Your Groove Thingの陰に隠れながらも、熱心なDJやコレクターの間では「実はこっちが本命」と囁かれてきた知る人ぞ知る名曲です。
US Promo Onlyで放たれた特別な12インチ
今回紹介するUSオリジナル12インチは、なんとPromo盤のみでリリースされたレア仕様っ!手に取った瞬間から、ただならぬ特別感が漂ってきますよ〜(笑)このPromo Onlyという背景もまた、FuntimeがコアなDiscoファンに愛され続けてきた理由のひとつと言えるでしょう。
イントロ即サビでフロアを照らす魔法
針を落とした瞬間、まず飛び出すのが「Funtime, Rolling In The Sunshine〜♪」というイキナリのサビ。通常の展開を完全に無視し、「まずは気分を最高潮に持っていく」というプロデューサーFreddie Perrenの強い意志がそのまま音になったような幕開けです。軽やかに弾むピアノ、温かみのあるシンセ、タイトな4つ打ちのリズムが、ほんの数秒でフロアを明るく照らしてしまう…まるでライトが一斉に点灯したような瞬間をカンジさせてくれますね。
Peaches & Herbの掛け合いが生む幸福感
PeachesとHerb、2人のヴォーカルの掛け合いもこの曲の大きな魅力っ!Peachesの軽やかで弾けるような明るさと、Herbの伸びやかで包み込むような低音が重なるたびに、サビのメロディはさらに厚みを増していきます。「一緒に楽しもうよ」と語りかけるようなリリックが、曲全体を包む朗らかさと完全にシンクロし、聴くだけで自然と体が揺れてしまうコト間違いなしのサウンドです。
DJ泣かせの中盤ブレイクと爆発力
中盤に用意されたたっぷりと聴かせるブレイクパートも見逃せません。パーカッションが前面にせり上がり、ピアノとシンセがリズミカルに跳ねることで、フロアの空気は確実に一段ギアアップ!このブレイクでDJが煽れば、間違いなく歓声が返ってきたであろう構成で、80年代初頭のクラブフロアにおけるこの曲の爆発的な盛り上がりを想像するだけでワクワクしてしまいますね。
Freddie Perrenが刻んだフロア直系Disco美学
プロデュースを手がけるのは、Jackson 5のI Want You BackやThe MiraclesのLove Machineなど、数々の歴史的ヒットを生み出してきたFreddie Perren。彼ならではの華やかさ、グルーヴの押し出し、そしてヴォーカルを最大限に生かすミックスの妙が、この12インチにも隅々まで宿っています。Reunitedの甘いイメージが先行しがちなPeaches & Herbですが、彼らの真骨頂は、むしろこうしたフロア直系でポジティブなDiscoナンバーにこそあるんですね。
知名度以上の実力を秘めたHappy Discoの本命
名曲Shake Your Groove Thingより知名度は低いものの、Disco好きのDJほど「実はFuntimeの方が上」と推す理由は、針を落とせばすぐに解るハズ。日常の気分を一瞬で明るくしてくれる普遍的な力を持ち、今の耳で聴いてもまったく古びない鮮度を保ち続けるHappy Discoの理想形です。しかもUS Promo Onlyの12インチシングル、手元に置くだけでDJ心をくすぐる1枚ですよ。






















